24億5000万円!

MLB、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳で窃盗の容疑で捜査を受けている水原一平さんが行っていた違法賭博の状況が明らかになりました。その内容は恐ろしいと言うか現実味の無い内容でした。違法賭博問題の一報が報じられた当初は憶測で様々な意見や報道がありましたが、フタを開けて見れば重度のギャンブル依存症患者が人様のお金で違法賭博を繰り返していたと言うそのまんまの結果でした。

24億5000万円

当初、大谷翔平選手の銀行口座からブックメーカーに6億8000万が送金されたと報じられていましたが調査の結果、違法送金していた額は24億円以上である事が分かり銀行詐欺の疑いで訴追されました。
7億も24億も異常な金額で多くの人が生涯で関わる事のない現実味の感じられない額ではありますが、大谷翔平選手クラスの人の近くに居れば感覚がマヒするのかもしれません。依存症の人にとっては1万も100万も1億も大した差が無いのかもしれません。

19,000回

金額ももちろん驚きましたがそれ以上に驚いたのがその回数です。約2年間の間に19,000回、一日平均25回は異常過ぎます。大谷選手と多くの時間を共有していて飛行機や車の運転など移動時間も多いはずです。さらに睡眠時間を差し引いて考えれば数十分に1回のペースで2年間やり続けた事になります。それだけの頻度でスマホを触り、一喜一憂していたと考えるとよく2年間も続いたと思います。興奮とストレスで頭がおかしくなっても不思議ではありません。何よりも大谷選手を乗せた車の運転中に事故を起こさなかった事すら奇跡だと言えます。

損失62億

超高頻度の賭博によって勝った額が約216億、負けた額が約280億で損失が約62億円。中小企業なら倒産しているレベルの損失です。それを個人でやっていたなんて未だに少し信じられません。他人(大谷選手)のお金だったからここまで行ったのでしょう。本人は大谷選手や関係者に謝罪したいと言っている様ですが、果たして意味があるのか疑問です。ここまでの事をやって罪を認めているのだから反省しているでしょうが、謝られたところで信用は出来ないですし、お金もおそらく返ってこないでしょう。謝る事で楽になるのは水原氏だけで関係者は誰一人許さないでしょう。

量刑

水原氏が訴追された銀行詐欺罪は最大で禁固30年、捜査に協力的で司法取引も行われている様なのでそこまでの刑が科される事は無いでしょうが、巨額であること、被害者が複数(大谷選手と銀行)、さらに大谷選手のお金を使いながら勝ったお金は自身の口座に入れていたようで、もし無申告であれば脱税の疑いも加わります。これだけの事が重なればかなりの量刑が予想されます。つまり刑期を終えて戻っても働いて返せる額は微々たるもので大谷選手にしてみれば連絡を取るだけ時間の無駄でしょう。

終わりに

昨年末に世界のスポーツ史上最高額で契約をした事が話題になった大谷選手ですが、受ける被害も桁違いだった様です。24億円以上のお金が盗られた事はショックでしょうが、大谷選手の収入からすれば諦めのつく金額でしょう。それよりも一番信頼していた人間に裏切られ続けていた事の方が大きいでしょう。「62億円」と大谷選手の「信頼」、水原氏が失ったモノはどちらが大きいのでしょうか。
個人的にはお金の方が大きいですね。

理由があっても依存症は環境ではなく自分の問題です。ギャンブルは自己責任で。
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