楽天証券を選ぶ理由

2024年は新NISAを機に多くの人にとって投資元年になるでしょう。どの証券会社もこの機会に口座数獲得に向けて様々なキャンペーンを行っています。
ネット証券の2トップであるSBI証券と楽天証券の争いは熾烈で売買・為替手数料の無料化、信託報酬の値下げ、ポイント付与などあの手この手でユーザーの獲得を狙っています。新規だけでなく携帯電話の様な乗り換えキャンペーンも行われています。ネットでは楽天かSBIかの議論や比較動画も多く見られます。 比較する訳ではなく選ぶ理由を書くので同じ事がSBI証券や他のネット証券にも当てはまる場合はあります。優劣を付けるつもりはありませんし、私自身も両方の口座を開設しています。

経済圏

楽天の発展により経済圏と言う言葉が広がったと思います。スタートは楽天市場ですが、カード・銀行・証券・モバイルなど消費者に知れ渡ったサービスは多いです。楽天カードのCMはめちゃくちゃ流れていますし、ネットで買い物をしない人でも野球チームとして楽天の名前を知る人は多いと思います。

この経済圏がある事で
クレジットカードで買い物をする様に投資(積立)が出来る。(気軽でポイントも貯まる)
通常の買い物や積立投資で貯まるポイントで投資が出来る。(利回りがよくなる)
楽天会員(無料)になっておけばサービスの利用や銀行、証券など申し込みが速い(手間が少ない)

楽天市場などを普段から利用していれば抵抗無く始められますが、一部デメリットに感じる部分もあります。 経済圏が大きくなり過ぎてポイントサービスがややこしいです。メールなどのお知らせが多く少し面倒ですがキャンペーンなどで貰えるポイントは投資には使えない場合が多いので深く考えず取れればラッキーくらいの距離感でいるのがいいと思います。

使い易い

これは現時点で間違いなく№1だと思います。ネット証券が初めての人は間違いなく使い易さを重視すべきです。他の証券会社も慣れれば大丈夫なのかもしれませんが、初めての事は不安に思うことも多いので見やすく使い易い事は重要です。私も10年以上前(NISAも無い時代)に口座開設をしましたが、操作が分からず挫折して再度挑戦したのは数年後でした。楽天証券の優位性は使い易さと言われるくらいなので他の証券会社も改修して使い勝手の向上をお願いしたいです。
今は新NISAを機に初めて口座開設をする人が多いのでこういった投資初心者を囲い込む為にはポイントキャンペーンに力を入れるよりこの部分を全面に押し出す方が宣伝効果が高い様に思います。

もう一つはいずれやって来る取り崩し時期についてです。
定期、定額、定率の取り崩しサービスがあります。定期、定額は取り扱いのある証券会社も多いと思いますが、定率の取り崩しサービスは希少です。将来も運用しながら取り崩すのであれば選択肢として欲しいサービスです。また歳を取ればなおさら使い易さ(分かり易さ)は重要になると思います。この点も他社のサービス向上には期待したいです。

取り扱い商品

これに関してはネット証券大手ではどこも多くの商品を取り扱っているのでよっぽど好きな商品があって特定の証券会社でしか販売していないのであれば仕方ないですが、そうで無ければ楽天で購入出来る商品は充分満足出来るレベルだと思います。特に最近発表された2商品(通称:楽天オルカンと楽天S&P500)は信託報酬も保有時に付与されるポイントも他の類似商品と比べても引けを取らない(むしろ上)素晴らしい投資信託と言えます。

積立

全ての人に当てはまる訳では無いですし、今後は優位性が無くなるかもしれませんがクレジットカードでの積立以外に楽天キャッシュでの積立にも対応している為、ポイントを貰いながら投資出来る金額が他社よりも多いです。 毎月5万円以上積み立てられる人は若年層では少ないかもしれませんが、40歳以上では可能な人も多いと思います。設定も難しくないですし、楽天カードからチャージする設定にすれば引き落としも纏まって便利です。

まとめ

楽天証券は『使い易く』『カード利用での積立額も十分で』『取り崩し方法も色々選ぶことが出来る』と投資開始から将来の売却時まで全期間において必要なサービスが充実している事が分かります。
より上位のサービスやポイントを提供する証券会社もありますが、全ての項目で平均以上の数値(サービス)を出し、使い易いのは楽天証券でしょう。
『楽天カード』『楽天銀行』『楽天証券』この3つを準備して始めればポイントもあらかた(80点くらい)貰えて資産運用・管理は充分なレベルになります。すべてスマホからでも申し込みが出来るので手間も少なく敷居も低いと思います。
楽天は最近『改悪』という言葉でよくトレンドに上がりますが、他の会社が改悪しない保証はありませんし、利用者が増えれば改悪は止まると思います。よく楽天モバイルが赤字でヤバイとニュースでも見ますが、逆に言えばこれ以外は順調なので優秀な『カード』『銀行』『証券』の三種の神器を利用して資産運用する事が正解になります。

楽天の未来を心配する声が多いですが、証券口座の資産は保全されています。投資は自己責任で。
宜しければ応援お願いします(^^)/

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