投資に思う事

これまで投資を行ってきた中で自分なり思う事を書いてみようと思います。備忘録的な雑記で思いついた事を好き勝手に書いているので時系列もバラバラですが良ければお読みください。

コロナショック

投資を始めてから下落はもちろんありましたが、はっきりと認識出来る暴落はコロナショックが初めてでした。米国株においては初めてサーキットブレーカーも発動し狼狽えた事を思い出します。
運が良かったのは積立投資が中心で個別株やETFは少し(買い始めたばかり)だったのでもちろんマイナスにはなりましたが金額的には大きくありませんでした。その後、各国政府の財政出動や金利政策で株価は戻るどころか最高値(米3指数)を更新するなど、結果として下落は資産を増やすチャンスであると身をもって知りました。
コロナ禍で他に分かった事は何かが下がれば何かが上がると言う事。
旅行需要(航空・鉄道・ホテル・外食)が落ちて巣ごもり需要(ネット通販・動画配信・宅配)が上がる。やはり個別株の投資は難しい事と投資信託の有益性を実感しました。

円安

正直、コロナショックよりも怖いです。米国に投資をしていると円建てでは資産が増えていて勘違いをしてしまいます。将来的には150円/$は想定していましたが、ここまで急激に進む事は想定外です。
円高に進む気配も無く以前(100~120円/$)の様な水準に戻る事はあるのでしょうか。でも100円まで円高が進めば資産が1/3無くなる事を意味します。コロナショックの時とは金額が違いすぎるので正直、冷静でいられるか間違った判断をしないか不安はかなりあります。新NISAにおいては個別株は控えめして投資信託もしくはETFをメインに据えて分散に努めます。

個別株

前段にて個別株は怖いと言いながらもやはり魅力的で、エヌビディアなどは予想を大きく上回る成績を上げ続けています。あんな凄まじい数字を見せられると今後の株価や配当に期待せずにはいられません。
コロナ以降に試しに買ってみたアップルがすでに2倍になっており充分に成長した思われるビッグテックでもまだまだ伸びる事が証明されました。やはり個別株を完全に辞める事は出来なさそうです。

配当金

投資のコア部分である投資信託は再投資型で分配金をファンド内で再投資している為、配当はありませんが個別株やETFからはいくらかの配当金があります。高配当銘柄は無く高くても利回り3%前後までの銘柄ばかりですが、増配が発表されたり実際に入金されると嬉しくなります。おそらく目標資産が貯まって早期リタイアしたり定年後に貰う配当は生活費の一部として考える為、本当の意味で配当金で贅沢が出来るのは現役時代ではないか思っています。配当投資が良い悪いではなく今、手に入る配当金は全部使い切って贅沢をしようと思います。

情報

現代は情報が溢れていてYouTubeやブログ、Xなどを検索すれば欲しい情報にすぐにたどり着きます。ただし、その真偽については個々の判断に委ねられます。詐欺広告や有料の情報商材なども多く、本当に有益な情報は多くありません。 見聞きした情報を鵜呑みにせず慎重な判断をしましょう。
個人的にはお金にまつわる動画(投資、クレカ、ポイ活、経済など)をよく見ますが、感心する事が多く非常に重宝しています。ポイ活などはそのまま真似するだけで出来ますし、投資やクレカは自分の考えや生活に置き換えて検証する事で理解が深まります。経済関係(インフレや円安、紛争など)は一つのテーマに対して複数の人の見解を聞く(見る)事で色々な方向から物事を見る事が出来ます。自分の解釈があっているか分からないですが、一方通行にならないことは大事だと思います。
また投資やお金の事を気軽に話せる人が近くに居る事は非常に大事で、日本人はお金の話をしたがらない国民性ですし、投資に関しては欧米諸国に比べて明らかに遅れています。学校でも習わない、家庭でも話しをしないのでそうなるのは当然ですがこれからは変えて行く必要があります。
先人たちの書かれた本も有益な情報になります。投資の名著と呼ばれる本も多数ありますが、個人的に非常に為になったのは投資本ではなく、村上世影さんの著書です。
村上ファンドで有名になった村上世影さんは若年層への金融教育の重要性を説いていますし、著書も非常に面白い物が多く為になりました。村上さんが言った『お金儲けは悪いことですか?』という言葉を聞いて衝撃を受けた事を覚えています。当時は分かりませんでしたが、著書を読むことで村上さんが言いたかった事、やりたかった事が10年以上の時を経て分かりました。先見の明があり過ぎた為に発言が一人歩きして良くない印象のみが伝わった(マスコミにより伝えられた)と思います。村上さんが官僚を辞めずに日本の財政を引っ張っていれば日本経済はもっと早く良くなったと思います。話しが逸れましたが、過去に起こった事の後日談を書籍で読む事も有益な情報になると言いたかったのです。

終わりに

今回は思った事をつらつらと書いてみました。役に立つかどうか分かりませんが、物事を複数の側面から見る(考える)事は重要なので自身の考えの対比としてもらえればと思います。
最後に少し触れましたが今後は投資やお金に関する書籍も紹介したい思います。名著と呼ばれる物は無数にあり、現代でも役に立つ物は多いですがインデックス投資をメインで行うのであれば読む本はある程度似通った物になります。個人的には先人の経験(失敗)や先見を知る事で将来の自分に役立つのではないかと考えているので今後はそういった本を紹介する機会があればと思います。

村上世影著『生涯投資家』は非常に面白いです。それでも投資は自己責任で。
宜しければ応援お願いします(^^)/

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