3.11

日本中が恐怖と悲しみに襲われた東日本大震災から今日で13年が経ちました。当時、ニュース映像などで見た津波によって家が流される光景は一生忘れる事はないでしょう。そしてその爪痕は未だ大きく残り、住民の方の苦労、心労は計り知れないものがあるとおもいます。

未曾有の大災害は多くの被害をもたらし、関連死を含む死者・行方不明者は22,222人、福島第一原発事故により帰宅困難区域が310平方キロも残ったままで、事故が原因で避難を余儀なくされている人は13年経った今でも3万人近い人数に上ります。

原発の処理水の海洋放出が昨年より始まり、いよいよ廃炉に向けて動き出した感はありますが、処理水の海洋放出はおよそ30年程度という長期間が見込まれており、原発の廃炉にも同様の期間を要し、その後も放射性廃棄物の処理にはさらに時間が掛かります。それまでに新しい技術が開発され早まる可能性は残されていますが、今避難されている人が元の土地に戻って生活を再開する事は難しいでしょう。

自分の暮らす土地に原発が無いから言えるのかもしれませんが、原発が悪であるとは考えていません。資源が少なく領土も広くないこの国において、多くの人の生活を支える為に原発という効率の良い選択肢を選ぶ事は間違っていないですし、設計(計画)が甘かったと言う意見はごもっともですが、経験の無い規模の災害をどこまで想定するのかはとても難しいです。今はスーパーコンピューターにより無数のシミュレーションを行い対策を立てていますが、それも100年後の災害では想定を超える可能性があると思います。

避難されている方が戻れる事を願っていますが、当事者の方はそれがいかに難しいかも理解していると思います。慰めにもなりませんが、新たな方向を見て進んで欲しいと思います。直接的な被害に遭わなかった我々に出来る事は寄付やボランティア、そしてありもしない風評被害に惑わされない事くらいしかありません。役に立つかどうか分かりませんが、少額であっても寄付・応援を続けて行こうと考えています。それを続ける事が自身の防災対策を見直し、いずれ来るであろう災害から身を守ることにも繋がると考えています。

被害に遭われた方、そしてその家族の方の痛みが少しでも和らぐ事を願っています。

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