2023年の米国株

2022年の下落、低迷を経て2023年の米国株は素晴らしい上昇を見せました。ドル建てで個別株やETFを所有していた人は円安も合わさって円ベースの資産は大きく増えたと思います。今回は2023年の米国株の成長を振り返って行きましょう。

S&P500

安定と信頼のS&P500は今年も素晴らしい成績を収めました。年初来で約24%の上昇、最高値に0.5%まで迫りました。2022年の下落と過去の騰落率を考えれば特別上位ではありませんが、それでも最高値に迫ると言う事は順調に伸びている証拠です。セクター別ではエネルギー、生活必需品、ヘルスケアなどが伸び悩みましたが情報技術、金融、一般消費財が順調で、中でもマグニフィセントセブン(通称『神7』)の伸びはまさに神の名に相応しいものでした。中でもエヌビディアの上昇は異常と言えるものでした。

ダウ平均

ダウは約14%の上昇で史上最高値も更新しました。30銘柄と言う絞られた数でありながら指数としてしっかり伸びているのは各銘柄が安定と成長を繰り返している証拠でマイナスを記録した年があっても翌年には戻しています。連動するETFや投資信託を買う場合、30銘柄では分散が効いているか心配になりますが、ダウはセクター分散はきっちり出来ており各セクターのトップランナーが組入れられている為、安定感が違います。業界への影響などが考慮される為、オールドエコノミーと言われる銘柄もあり成長性と言う意味ではS&P500に劣る可能性はありますが、下落時の耐性は勝るとも劣らないものがあります。

ナスダック

ナスダックは約43%の伸びを記録しナスダック100は最高値を更新しました。組入れ比率の上位が神7によって構成されているので当然の結果と言えるでしょう。セクターの分散が効いていない(金融が無いなど)為、ボラティリティの面で見ればダウやS&P500より大きくなりますが、それを補って余りある成長力が魅力です。セクターが偏る為、一度下落傾向になると底を打つまでに時間が掛かる可能性があるので復活までの期間が我慢出来ない人は投資を避けるべきでしょう。ただし底からの上昇は他の指数の比では無いので長期で積立(下落時も買い続ける事)が出来る方は大きなリターンが期待出来るでしょう。

2024年はどれにするか?

2023年の成績はどれも素晴らしいので悩ましいですが、個人的にはS&P500一本かダウとナスダックの併用がいいと考えます。売却のタイミングによってリターンの差は出ると思いますが、購入は積立で行うのであれば大きな差は無いので問題ありません。
考えるのは売却時にどちらがやり易いかで判断すればいいと思います。S&P500一本の場合は売却(取崩時)に悩む必要がありません。必要な額だけ売却すればオッケーなのであまり考えたくない人に向いています。ダウとナスダックを併用した場合はどちらをどれだけ売却するか考える必要がありますが、その年に伸びている方を多め、伸びていないもしくはマイナス成長の方を少なめ(もしくは取り崩さない)など資産状況で柔軟に対応出来ます。
おそらくNISA口座で運用する人がほとんどだと思うので非課税メリットを最大限に生かしたいのなら成長力が高い(利益が最大になる)方、つまりナスダックを組み込む方がいいと考えます。

まとめ

コロナ以降、各銘柄(指数)のボラティリティ(値幅)が大きくなっている様に感じますが、米国株の過去に習って成長しています。昨年はどの指数も下落して終わりましたが、S&P500の過去を見れば4年に一回の割合で下落はありますし、2023年の上昇率も過去の伸びた年の中では上位30%にも入りません。そういう点で見れば特別な一年では無かったと思いますし、むしろ米国の金利引き下げで2024年はもっと伸びる可能性があります。投資をこれから始める人は早々に株価上昇を体験出来て投資を続けて行くモチベーションを維持出来ると思います。

米国株への妄信は危険ですが、期待は大きいです。投資は自己責任で。
宜しければ応援お願いします(^^)/

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