エヌビディア決算!!

投資家大注目のエヌビディアの四半期決算が21日(日本時間22日明け方)に発表されました。結果は全て(売上、利益、次期売上見通しなど)で市場予想を超える数字を叩き出しました。株価は引け後に急上昇(10%程度)し、22日の日経平均最高値更新に向けて追い風になりました。そんな米国、日本そして世界の株価に影響を及ぼすエヌビディアの決算数字を見て行きましょう。

結果

売上高:221億300万ドル
純利益:122億8500万ドル
両方とも市場予想を上回り過去最高を更新しました。凄すぎるとしか言いようがありません。市場予想はかなり強気な予想をしていたと思いますが、それをも超えて行くあたりはさすがです。
前年同期比で売上高は3.7倍、純利益に至っては8.7倍となっておりほぼ満点だったと思います。

また注目の生成AIが入るデータセンター部門の売上高が前年同期比で5倍と大幅に伸びており今後はさらなる成長が期待出来るでしょう。また以前の主力事業であったゲーム部門ですが、こちらも売上高56%増で過去最高を更新しています。売上高に占める割合は10%台前半まで比率を下げていますが、成長を続けている事が証明されました。
逆に下がったのは自動車部門の自動運転技術の開発向け半導体の売上高と中国市場でのデータセンター部門の売上が下がりました。自動車部門に関しては4%の減少に留まっていますし、中国に関しては米政府の半導体輸出規制による所が大きいでしょう。ただ個人的には中国での売上が少ない事はリスク回避の点からむしろ好材料ではないかと考えています。

見通し

同日に発表された次期(2~4月期)の売上高見通しは240億ドル前後とこちらも市場予想の220億ドルを10%近く上回ってきました。おそらくですがこれも超えて行く力が今のエヌビディアにはあると感じています。株式市場ではよく現在の株価は未来(良い事も悪い事も)を織り込んでいると言われますが、これだけ全ての予想を上回ってくると織り込んだ未来も超えてくると想像する方が正しいと思います。

終わりに

以前の記事でも書きましたが半導体需要が減る未来は想像が出来ません。そしてエヌビディアの衰退や低迷の可能性も限りなく低いと思います。でもエヌビディア単体への投資はあと数年(長くて3年)くらいで控えるべきでしょう。売上成長はまだまだ期待出来ますが、株価はこれまでの10年間の様な上昇はさすがに難しいと見ており、投資するならセクターETF(エヌビディアが充分な割合で入っています)にする事をおススメします。今話題の「FANG+」や「レバナス」なども期待していますが、セクターとして投資するなら今後10年もしくはそれ以上でも半導体一択で投資をして行こうと考えています。
エヌビディアの低迷は世界経済の低迷、それほどの今のエヌビディア(半導体)は影響も含めて強いと思います。

改めてエヌビディア一強が示されました。今をときめく、キラキラ銘柄への投資は自己責任で。
宜しければ応援お願いします(^^)/

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