実際にFIRE出来るかは別としてどの程度の資産や収入(FIRE後)があれば今の仕事を辞め、次のステージに進めるのか考えようと思います。私は何もしない生活で心を平穏に保てるほどのメンタルは持ちあわせていないので完全FIREは論外です。心と生活の維持の為にアルバイト(もしくは個人事業)などは最低限行う事が前提です。
結論
まず最初に結論から言うと完全FIREは10年後(しないけど)、サイドFIREは6~7年後になります。生活費などはある程度の余裕を持って計算をしているので運用成績が悪い(S&P500やオルカンを大幅に下回る)事が無ければほぼほぼ大丈夫だと思います。心配な点は今の生活(水準)が続く事が大前提なので病気やケガ、大きなトラブルや会社の倒産などが起これば計画は一発で破綻します。資産計画をどの様に考えるか、またそれに関わる問題の解決は重要だと思います。
資産計画
FIREに向かってどの様な資産計画を立てているかと言うと現在から老後に至るまでの期間を3つに分けて考えていきます。
①現役時代:今の収入を維持し可能な限り資産運用にお金を投入する
②サイドFIRE時代:ある程度の収入(目安は10~15万円)を得ながら資産の一部取り崩し
③老後:年金を貰いながら資産を取り崩して行く
現役時代は会社を辞めた時点で終了、老後は年金を貰い始めたらスタート、サイドFIREはその間にあたります。今のところ年金は可能な限り繰り上げて受給する事を考えている為、繰り下げて年金を多くする事は試算に入っていません。可能な限りと言うのはサイドFIRE時にどこまで働けるかで変わってきます。個人事業で自由に働けるのはもちろん素晴らしいのですが、縛りが無いとダラダラしてしまう可能性は充分に考えられるので個人的にはアルバイトの方が向いていると思います。ただその場合はいつまで雇って貰えるかの問題が発生するので働けなく(雇って貰えなく)なったら、年金を貰い始める事にします。
問題点
当然ですが、FIREに至るまでも至ってからもクリアすべき問題はいくつかあります。一番は資産運用が順調に進むかどうかです。目標額を達成した後も暴落などリスクは付いて回りますが、まずは達成しないと始まりません。運用利回りは自身でコントロール出来るものではないのでやるべき事は入金力を維持(もしくは高める)する為に何が出来るかですが、本業は嫌では無いがやりがいを求めている訳でもなく仮に転勤や部署移動の話しがあっても収入が維持されるなら受け入れられます。問題は上昇志向が薄く(ほぼ無く)、現状維持(収入の面で)でいいと思ってしまっているメンタルかもしれません。
もう一つはFIRE(もしくはサイドFIRE)をした後に何をするかです。よくFIRE自体を目的にすると多くの場合、失敗すると言われています。その意見には大いに賛成ですが、やりたい事が明確で尚且つそれが継続的なものであるならばおそらくFIREしなくても(もしくはする前から)取り組んでいると思うのでそれが無い人は何の為にFIREするのかが問題になります。目的が無いならそのまま働けばいいと言う人もいますが、生活をする為を除けば働き続ける事にも目的がありません。 FIRE出来るだけの資産は貯まったが、今のまま働く目的もFIRE後の目的も無い場合はどうすればいいのか?
まとめ
さっさと仕事を辞めて贅沢な生活をしたい人は目的が明確で今を一生懸命頑張れます。仕事以外に自分の価値高める(力を発揮出来る)事がある人も強い意思を持って実行に移せます。しかし多くの人は漠然と「ラクをしたい」「自由な時間が欲しい」「不労所得で生活したい」などがFIREへの動機になっていると思います。私自身もこの辺の考えから大きくズレてはいません。問題点を洗い出してみると試算を繰り返し「何歳でFIRE出来るのか?」などと考えている時点で出来ない様な気がして来ました。目的が何であれ『絶対に何歳でFIREする!』と言う強い気持ちで臨んで行かないと一生辿り着かない場所なのかもしれません。
FIREは成功か失敗かではなく、FIREしたかどうかだけです。目的の無いFIREは自己責任で。
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